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子どもと楽しく「家庭菜園」で野菜づくり!

2023年12月7日

子どもと楽しく「家庭菜園」で野菜づくり!

広いお庭がなくても、ベランダや玄関先でも手軽に楽しめることで人気が高まっている「家庭菜園」。初心者でも気楽に始められる野菜も多く、子どもと一緒におうち時間を楽しむことができ、知育にもよい影響があるようです。そこで今回は、家庭菜園が子どもに与えるメリットやビギナーにもおすすめの野菜をご紹介します。

 

 

 

家庭菜園のメリット

野菜づくりを通した“土遊び”で五感を刺激

砂や土での遊びは感覚遊びとも言われ、見て・聞いて・触って・匂って、体の感覚器官を駆使することでさまざまな感覚を養うことができます。また“適度に汚れて活動的に遊ぶ”ことで、雑菌に対する免疫機能を高めてくれる可能性があることがさまざまな研究で示唆されています。

野菜への興味や関心を育むことにつながる

家庭菜園をすることは、子どもが野菜に興味をもつきっかけになります。育てていくうちに「花が咲くのかな?」「食べられる部分はどこかな?」と、子どもの疑問も増えていくことでしょう。また、反対にそうした野菜の成長にまつわることをクイズ形式に教えても楽しいかもしれませんね。そうしたやりとりから、野菜やそれを育む環境への興味や関心の幅が広がり、自然に学べる機会が生まれます。

観察力やリサーチ力が身につく

野菜の種類によって、育てる場所に向いた場所や水やりの回数、剪定など、育て方はさまざま。花が咲く種類もあれば、地中に成るものもあり、成長過程も異なります。そのため数種類の野菜を育てていけば、それぞれの違いを比べられる観察力が身に付きますし、それに加えて疑問が生まれたら大きなチャンス!気になることを図鑑やネットなどで調べてたくさんの情報の中から答えに辿り着き、その周りにある情報からも興味を広げて徐々に自分から調べる力を身につけることにつながります。

心の成長につながる

野菜を育てることは、最初から全て上手くいくことばかりではありません。きちんと実が成ることもあれば、成長が遅かったり病気などが原因で枯れてしまったりと、色々なことが起こります。すると楽しみな気持ちや不安な気持ちの両方を味わいます。そうした感情を実体験で感じることは子どもの心の成長につながり、また「次はこうしてみよう」という自分で考えて行動する力を養うことにも通じることでしょう。

食育の知識が身につく

なんといっても家庭菜園で一番嬉しいのは、自分たちで育てた新鮮な野菜を収穫して食べられること。子どもも「自分で育てた!」という達成感もあるため、野菜嫌いだった子も食べられるようになるケースも多いようですよ。

 

初心者におすすめの野菜

初めて挑戦するとき、どんな野菜を選べばいいのか悩みますよね。そこで収穫シーズン別にビギナーにもおすすめの野菜をご紹介します。

 

<春夏に収穫>

【ミニトマト】家庭菜園の大定番であるミニトマトは収穫量も多く、育てやすい野菜です。品種によって球状または楕円形があり、色も赤・黄・オレンジなどさまざま。「トマトを食べると医者が青くなる」という言葉もあるほど、栄養価が高いのもポイントです。

【きゅうり】暑さに強く実の生長がとても早いのが特徴。きゅうりの約95%は水分なので、暑い夏には体を内側から冷やす作用を期待できます。通常花が咲いて1週間ほどで収穫ができるので、夏休みの自由研究にもってこいですよ。

<秋冬に収穫>
【小松菜】寒さにも暑さにも強い小松菜は、年中育てることができる野菜。季節にもよりますが種まきをしてから1ヶ月程度で収穫できるのが嬉しいポイント。初めて育てる場合は、害虫がつきにくい秋に種まきをするのがおすすめです。

【ラディッシュ】日本では二十日大根とも呼ばれるその名の通り、種まきから約1ヶ月で収穫できるのが特徴。小さくて真っ赤な形はかわいらしく、実だけでなく葉っぱも食べられます。日当たりと風通しの良い場所を選んで、春または秋に植えましょう。

 

家庭菜園で野菜づくりをしながら、親子で思い出づくりを

意外と初心者でも楽しめる家庭菜園は育てる野菜を一緒に選び、土づくりをして日々成長する野菜の様子に一喜一憂したり、気になることを調べてみたり…野菜を育てる中で、子どもの学びの力を育むことができます。その時間は、家族の貴重な思い出になるのではないでしょうか。
家庭菜園を楽しめる家づくりに興味を持った方は、ぜひトータテハウジングにご相談ください!

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