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家の印象を決める!「階段」のデザインや素材

2024年1月25日

家の印象を決める!「階段」のデザインや素材

2階・3階建ての家づくりに欠かせない「階段」。
さまざまな種類の形状があり、配置や素材、デザイン性によって空間の印象が決まります。
そこで家づくりの時に参考にしていただきたい、階段の基礎知識をご紹介します。

 

目次

1.住宅の階段形状の基本はこの5種類
(1)直階段
(2)かね折れ階段
(3)折り返し階段
(4)カーブ階段
(5)らせん階段
2.空間の印象を左右する外観デザイン
3.バリエーション豊かな素材と組み合わせ方
4.配置によって、家族との距離感や生活動線も変わる
5.ライフスタイルに合わせた「階段」をつくろう

 

住宅の階段形状の基本はこの5種類

【直階段】

曲がる箇所や折り返す箇所がなく、真っ直ぐ昇降するタイプ。
最もシンプルな形状のため、比較的コストを抑えられるのがメリットです。

 

【かね折れ階段】

途中で90度に曲がる階段で、上から見るとL字に見えるのが特徴。
折れ曲がる部分があるため、直階段よりも転倒時の危険が低くなります。

 

【折り返し階段】

かね折れ階段をもう1回曲げて踊り場を挟んで、U字に折り返す階段。
階段の勾配が緩やかになり、比較的安全で楽に上り下りがしやすくなります。
限られた面積でも設置できるので、コンパクトにしたい方にピッタリです。

 

【カーブ階段】

階段の途中から緩やかなカーブを描いていく造り。
その形状から、他の階段に比べるとやわらかく優美な印象となります。

【らせん階段】

ステップがらせんを描いて昇降する、美しい曲線と存在感のあるデザインが特徴。
比較的省スペースで設置できますが他の形状と比べて踏面が狭く、
形状が複雑なためにコストが高くなる傾向にあります。

 

空間の印象を左右する外観デザイン

【箱型】

文字通り箱を段々に積み重ねたように見えるデザイン。最もポピュラーで、階段下に収納スペースやトイレを配置することができる実用性の高い構造です。

【オープン型】

踏込板のない階段で、スケルトン階段やストリップ階段とも呼ばれています。階段の奥に視線が抜けるため圧迫感がなく光を遮らないので、明るく開放的な空間を演出できます。

 

【ひな壇型】

ステップの側面を露出させて、横から見たときにひな壇のように見えるタイプ。階段横の壁をなくすことで、すっきりとした雰囲気を作り出せます。

 

バリエーション豊かな素材と組み合わせ方

一般住宅でよく採用されるのは、木製の階段。杉・檜・松・ナラ・ウォルナットなど、樹種によって色合いや触り心地も異なります。
その次に多いのはスチールやステンレスといった金属の階段で、モダンな印象を演出してくれます。
それぞれの素材だけを使って統一感を作るのもよし、「木×アイアン」といった風に、ステップだけ木製にするなど素材を組み合わせるデザインも楽しいですよ。家のスタイルに合わせて考えましょう。

 

配置によって、家族との距離感や生活動線も変わる

階段は上下階をつなぐものなので、各階の動線を使いやすいように間取りを考えるのが大前提。
多くの場合は玄関そばに配置するか、リビングに配置するかの大きく2種類に分けられます。
リビングでは家族が顔を合わせやすいリビング階段にすると家族が顔を合わせやすかったり、玄関近くに階段を設置すると2階までの動線が短くなるので、2階リビングの時などは効果的…といった風に、それぞれのメリットがあります。
外出先から帰ってきたときの動線を考えて、玄関と階段の位置の使いやすさや家族との距離感を考えて、配置を決めます。

 

 

ライフスタイルに合わせた「階段」をつくろう

階段と一口にいっても、配置・形状・素材などいろいろな種類があります。
家族のライフスタイルによって過ごしやすさや使いやすさが異なりますので、さまざまなシチュエーションを想像してイメージを固めていくことをおすすめします。

トータテハウジングでは、“暮らす人の生活”を考えた家づくりのご提案をさせていただきます。なにかお悩みや気になることがありましたら、ぜひ一度、ご相談ください!

 

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