カタログ請求 見学予約

コラム

コラム 一覧へ

せっかくの注文住宅で、失敗しないためのノウハウ。

2023年6月30日

注文住宅は、自分たちの希望を詰め込んだ、フルオーダーの家づくり。
だからこそ出来上がりをイメージしづらいこともあり、いざ住み始めてから「これは失敗したな~」と感じることもあります。
そこで今回は、少しでも失敗の数を減らすためにも、実際に注文住宅を建てた方々がこだわってよかったと感じた7つのポイントについてご紹介します!

 

目次

1.間取り
回遊性の良い動線を
水回り
2.住宅性能
ダブル断熱
ONDOSAVE
3.創エネ・畜エネ設備
太陽光システム
蓄電池
4.収納スペース
5.立地
6.安全性・耐久性
7.プライバシー
8.理想と現実、バランスの良い家づくりを!

 

間取り

注文住宅の最大の魅力と言えば、間取りの自由さ。でもかえって「自由度が高すぎて決めきれない!」なんて方も少なくないのでは?
そこで今回は生活に直結する「動線」と「水回り」のポイントを集めました。

●回遊性の良い動線を

間取りで重視したいのは、行き止まりがなく室内をぐるりと回れる「回遊動線」。
例えばリビングに行くまでのルートで、玄関から直接通じる経路Aと、洗面所を経由する経路Bというように。
目的地まで2つ以上の経路ができると、人の行き来の自由度が上がるので移動に無駄なく、家事の効率アップにもつながります。

!おさえておきたいポイント!【通路の確保は計画的に】

回遊動線をつくる場合、通路を確保するために部屋や収納スペースが狭くなりがち。
むやみに通路を作るのではなく、家族の行動パターンをチェックして、ひとり一人が暮らしやすくなるアクセスにするといいですよ。

●水回り

「水回り」とは、台所・浴室・洗面所など、生活に密接に関わる水を使うスペースのこと。
水回りはできるだけまとめて設計することで、家事動線を短くすることができ、配管工事のコストカットにもつながります。

(1)「キッチン」は長く使う人が調理しやすいデザインに

キッチンスペースは、料理をする頻度の高い家族の身長に合わせた高さにすることで身体的な負担も軽くなります。
また、利き腕によってシンクなどの位置を変更したり、掃除のしやすさも大切です。

(2)「洗面所と浴室」はお手入れのしやすさを両立させて

水アカや湯アカ、カビなど…悩ましい汚れ対策が重要な浴室スペースは、日々のお手入れがしやすい素材やメーカーを選びたいもの。
浴室の掃除を楽にするために鏡や棚をなくしたり、換気性能が向上したことで窓を設置しないお家も増えてきています。
また、コストはかかるものの、使いやすさやデザイン性を考えて造作洗面台を設置する方もいます。

(3)「トイレ」は広すぎず狭すぎない最適なスペースを確保

生活と密着したスペースは、ゲストが遊びに来た時も使用する機会が多い場所だからこそ、こだわりたいところ。
アクセントクロスや床材、照明などを活用することで印象的に仕上げることができます。
便器周りに余裕を持たせるほか、奥行きにスペースを確保して収納量も意識するといいですよ。

!おさえておきたいポイント!【排水音に注意】

水回りの生活音は特に気になりやすいので、間取りを検討する際はリビング・ダイニング・寝室など、他の部屋との距離感や、上下階の配置を工夫することが大切です。

 

住宅性能

断熱性と気密性は、健康を左右する重要なポイント。

特に冬場はヒートショックの危険性が高まるなど、温度差は健康面にも大きく関係します。
そのため、夏でも冬でも外気温の影響を受けにくくなるように高断熱・高気密性を重視することで一年中快適な家になり、家族の健康を守ることにつながるのです。

●ダブル断熱

トータテハウジングでは、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)基準に対応。
「外断熱」と「内断熱」の両方を備えた、非常に高い断熱性である「ダブル断熱」が標準仕様となっています。
高い断熱性と気密性にこだわることで、快適かつ省エネな住宅になるのです。

詳しくはこちら≫トータテハウジングの住まいづくり「高断熱」

●ONDOSAVE

夏の夜は涼しく、冬の朝は暖かく…理想的な暮らしの温度をご提案する、トータテの断熱性システム。
家全体の温度を一定に保てる断熱性能によって、吹き抜け・土間・間仕切りのないオープンな間取りなど、自由度の高い家づくりを実現します。
全館空調によって、どの部屋も24時間快適な温度で過ごせます。

詳しくはこちら≫トータテの断熱システム「ONDOSAVE」

 

創エネ・蓄エネ設備

近年の電気代値上げによって「電気代が高すぎる!」と感じる方も多くなり、「創エネ」と「蓄エネ」に関心が高まっています。
そこで防災にもつながる2つの設備をご紹介します。

●太陽光発電システム

太陽光発電システムを取り入れることで、太陽の光をエネルギーに変換。
暮らしに必要なエネルギーを自宅で創り出せるので、環境にも家計にも優しい住宅を目指せます。
もしもの時には、自家発電した電気を非常用電源にすることができます。

●蓄電池

太陽光発電システムで創ったエネルギーを蓄えるシステム。
さらに電気代の安い夜間に電気を購入して蓄電し、次の日の昼間に利用することで効率的な電気の使い方ができます。
また現在は売電と買電の価格が逆転しているので、自家消費の方が経済的なメリットがあります。
だからこそ、これからの賢い選択は「太陽光発電+蓄電池」。
災害による停電が起きた場合でも、昼間に充電した電力を夜間に使用することができるので安心です。

詳しくはこちら≫トータテハウジングの省エネ住宅「ENEIE」

 

収納スペース

収納スペースを大きくとりたいと考える方は多いのではないでしょうか?
とはいえ、家庭ごとに必要な収納量や居住スペースは十人十色。

そこで“収納の基本的な考え方”をまとめてみました。

●収納力+片付け力が大切

収納スペースばかり作っても、部屋が狭くなったり、使い勝手が悪くなることも。
そうした失敗を防ぐには「何を・どこに・どれくらい収納するのか」をシミュレーションして、各部屋の収納量を決めましょう。
そして家族のライフスタイルや習慣を細かく「見える化」すると、自然と片付けるクセがつきやすくなりますよ。

 

立地

家族の職場や学校、交通環境、日当たりの良さなど、自分達のニーズに合うもの・譲れない条件などをリストアップしましょう。
そして、自然環境も考慮するために、ハザードマップのチェックをおすすめします。

 

●ハザードマップ

近年あちこちで起きているさまざまな自然災害から大切な家族と家を守るためにも、リスクの少ない土地を選ぶことは大切です。
特に広島県は山に迫る住宅地が多いため、大雨や豪雨などが原因となる土石流や河川の氾濫などの災害が多いです。
気になる地域は事前に
国や各自治体が制作するハザードマップを確認して、不安要素を一つひとつ取り除いて希望の土地を絞り込むといいですよ。

 

安全性・耐久性

さまざまな災害に備える中で、特に地震が多い日本では、住宅被害のリスクをできるだけ下げるためにも耐震性を考慮することが大切です。

そしてトータテハウジングは、以下の姿勢で安全性を追求しています。

耐震性+制震性で「地震に強い」家づくり。

トータテハウジングの住まいづくりは、「もしも」に備える安心設計。
全棟構造計算を行い、「耐震等級3」を取得できる耐震性の高い家をご提案します。
さらに揺れを制御する「制震性」をプラスすることで、「地震に強い家」を目指しています。

詳しくはこちら≫トータテハウジングの住まいづくり「耐震・制震」

 

プライバシー

意外に忘れがちな、家と外、そして家族間のプライバシー。
この2つの住まいのプライバシーに配慮しつつ、住みやすさも損ねないための工夫を考えていきましょう。

●窓

外からの視線で気になるのは窓の位置。近隣と比べて、少し高くして視線をずらしたり、和室なら地窓にするのもアイデアのひとつです。
また採光や開放感を考えた窓の大きさや数量、窓ガラスの種類も考えたいところ。
バスルームやトイレの窓は不透明ガラスにするなど、最低限の換気性とプライバシーの確保を優先するといいですよ。
ただ、視線を遮りすぎるとセキュリティ上の不安も生まれるので、さじ加減が必要です。

●間取り

間取りで工夫できることもさまざま。まず「家族動線」と「来客動線」を分けて作ることは大切です。
玄関から客間まで、移動時に自分達のプライベート空間が見えないように工夫しましょう。
最近増えている洗面所と脱衣所を分離させた間取りだと、来客の使用もしやすく、また誰かの入浴中でも気にせずに洗面所を使えます。

また、コの字型やL字型などにして中庭を設けるのもおすすめ。
視線を気にすることなく、外の空間を楽しむことができます。

 

理想と現実、バランスの良い家づくりを!

注文住宅だからこそ、細部にまでこだわって家を建てることができますよね。
ただ、あまりにもこだわりすぎると予算オーバーや時間がかかったり、使いにくかったりと、失敗に感じてしまう可能性も多いもの。

その不安を減らすためにも “押さえておきたい7つのポイント”をもとに、理想と現実のバランスの良い家づくりを考えていただければと思います。


トータテハウジングでは、建てる前も、建てた後もワクワクするような家づくりをご提案します。こだわりの注文住宅を建てたいという方は、お気軽にご相談ください!

 

一覧に戻る