今、平屋住宅が人気!その理由とは?
今、平屋住宅が人気!その理由とは?
近年、注文住宅を建てる方の間で平屋住宅の人気が高まっているのをご存知でしょうか?
平屋というと古くからの住宅スタイルのイメージがあるかもしれませんが、現代的なデザインが増え、若い世帯からの支持を集めています。
今回はそんな平屋住宅の魅力や、知っておきたい注意点についてご紹介します。
1.幅広い世代で人気を集めている「平屋住宅」の魅力
(1)生活動線がシンプル
(2)耐震性が高い
(3)屋根のデザインや天井の自由度が高い
(4)家族のコミュニケーションが取りやすい
2.平屋住宅を建てるときに知っておきたい注意点
(1)平屋住宅に必要な土地の広さ
(2)防犯対策
(3)浸水対策
3.「今」も「これから」も暮らしやすい、平屋住宅を建てよう
幅広い世代で人気を集めている「平屋住宅」の魅力
一言で言うと「1階建ての家」である平屋住宅は、生活をする中で階段の上り下りの必要のない、暮らしの全てがワンフロアで完結するのが大きな特徴。コンパクトな設計だからこそ、自分たちのライフスタイルに合う生活を実現できるのです。
(1)生活動線がシンプル
例えば2階建ての場合、洗濯を1階で、干すのは2階で…という行き来は毎日のことだから負担に感じやすいもの。
平屋は上下の移動がないからこそ、家事動線もスムーズで効率的。階段がないことで各部屋へのアクセスも容易になります。
さらに全体をバリアフリーにすれば、歳を重ねても長く暮らしやすい住まいを実現できますよ。
(2)耐震性が高い
平屋住宅はシンプルな構造であり、重心が低い建物のため2階建て住宅と比べると耐震性に優れているといわれています。
また地震や火災などの万が一の時にも、すぐに外に逃げ出しやすいというメリットもあります。
(3)屋根のデザインや天井の自由度が高い
2階部分のない平屋の場合、ある程度自由に天井の高さが設定できるのも魅力のひとつ。そのため屋根の勾配の形に沿って設計・デザインする“勾配天井”との相性の良い建物です。
天井を高くすることで全体にゆとりが生まれ、広々とした開放感のある空間を造ることができますよ。
(4)家族のコミュニケーションが取りやすい
家族がワンフロアで過ごす平屋住宅だからこそ、自然と家族が顔を合わせる機会も増え、家の中でお互いの存在を感じやすくなります。
個室で一人ひとりの時間を過ごすプライバシーも確保しつつ、家族の団欒を楽しむことを大切にする暮らしにぴったりの住まいです。
平屋住宅を建てるときに知っておきたい注意点
【平屋住宅に必要な土地の広さ】
「平屋住宅を建てたい!」と思ったとき、注意したいのは土地の広さ。家族構成によって必要な広さは異なるため一概には言えませんが、3〜4人世帯の目安は延床面積が概ね30坪と言われています。
ただ理想の部屋数によっても左右されるので、まずは部屋の用途や予算などの優先順位をつけながら検討して土地を探すことが大切です。
【防犯対策】
2階住宅に比べて窓からの侵入が容易なため、どうしても空き巣などの危険性が高くなってしまいます。
そのため防犯ガラス、センサーライト、防犯カメラといった防犯対策が効果的です。他にもホームセキュリティシステムの導入などもおすすめです。
【浸水対策】
台風や豪雨による災害が増えている昨今、高さのない平屋住宅は床上浸水の被害に遭えば生活に大きな支障が出るほどの被害になりやすいもの。また上階に逃げる「垂直避難」ができないため、家の中の逃げ場所が確保できません。
そのため、事前にハザードマップなどで災害リスクの有無をしっかりと確認しましょう。また、常日頃から防水シートなどを準備しておくといいですよ。
「今」も「これから」も暮らしやすい、平屋住宅を建てよう
理想の住まいは家族構成やライフスタイルによって異なりますし、時間の流れによっても変わっていくもの。
そのためシンプルかつコンパクトな暮らしに最適な平屋住宅の魅力や注意点を知った上で、「今とこれから、どんな暮らしがしたいのか?」を考えてご家族で相談してみるのも家づくりの楽しみのひとつですよ。
トータテハウジングではこれまでの経験や実績を元に、トレンドを取り入れながらもお客さまの将来計画や思いをカタチにする、平屋づくりをご提案いたします。ぜひ一度、お気軽にご相談ください!