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子供たちの未来のために今できること。「CO2を減らす家」

2023年8月28日

毎年のように「記録的な暑さ」という表現を目にするようになりましたね。天気予報を見ていても、連日35℃を超える地域があるなんてことも珍しくありません。近年の夏の熱さに加え、気候変動や異常気象の原因の一つが、「地球温暖化」です。
子供たちが安心して暮らせる未来のために、今できることを考えます。

 

目次

1.地球の温暖化
2.世界各地で頻発する異常気象
3.地球温暖化が及ぼす影響
4.LCCM住宅とは
5.トータテハウジングのLCCM住宅

 

地球の温暖化

地球温暖化とは、地球全体の平均気温が上昇している現象のことです。地球は、大気中の二酸化炭素CO2などの「温室効果ガス」が太陽の熱を閉じ込め、大気を温めることで、人が快適に住むことのできる気温を保っています。しかし、私たちが暮らすために化石燃料等を使うことで「温室効果ガス」が増えすぎてしまい、本来宇宙に放出されるはずの熱が大気圏にとどまることで、地球が温まってしまっているのです。

 

世界各地で頻発する異常気象

世界気象機関(WMO)によると、世界各地で頻発する異常気象は、1970年から2019年の約50年間で5倍近くに増加しているそうです。
多くの場合は、気温や気象パターンの長期的な変化による「気候変動」がもたらすものですが、その原因の一つに「地球温暖化」が大きく影響していると言われています。8月の国連総長の警告では「地球沸騰化」という新しいキーワードも登場し、40℃を超す猛暑が、世界各国のニューノーマルになりつつあります。
日本でも太平洋上で大型化した台風が、偏西風の蛇行により予測できない進路を進んだり、線状降水帯の発生による土砂災害、洪水被害など、数十年に一度といわれるような甚大な被害をもたらす災害が多発していますよね。2014年の広島土砂災害や、2018年の西日本豪雨は記憶に新しいところです。まさに、ほんの数十年の間に大きく環境は変わってしまったことを実感されるのではないでしょうか。

 

画像の参考サイト:全国地球温暖化防止活動推進センター

地球温暖化が及ぼす影響

このまま有効な温暖化対策を講じない場合、21世紀末の日本の平均気温は3.5℃~6.4℃も気温が上昇、短時間強雨の発生件数は、現在の2倍以上に増加し、日本海の南海上の猛烈な台風の出現頻度はさらに増加することで、今後私たちの暮らしにさらに大きな影響を与えると言われています。
これらの事象が「地球温暖化」が原因であるのなら、わたしたちが温暖化を食い止めるためにできることは何なのか。トータテグループでも様々な取り組みを行っていますが、その中の一つに「LCCM住宅」があります。

LCCM住宅とは

現在政府は、2050年までの温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすることを目標に掲げ、「2050年カーボンニュートラル」、「脱炭素社会」の実現に取り組んでいます。その中で「LCCM住宅」という言葉を耳にしたことがあるのではないでしょうか。LCCM住宅は、建築から解体まで温室効果ガスであるCO2の排出量を極力削減し、さらに太陽光発電などで再生可能エネルギーを創出することで、建設時から解体まで、ライフサイクル全体で生じるCO2排出量を0以下にする住宅です。つまり、ZEHをさらに上回る地球温暖化に対する先進的な環境配慮型の住宅と言えます。

トータテハウジングのLCCM住宅

トータテハウジングのLCCM住宅は、耐震・断熱などの性能面はもちろんのこと、イニシャルとランニングのトータルなコストバランス、更に環境にやさしいく省エネルギーな設備を採用しています。快適な暮らしを送りながら、自然にCO2の排出を抑制することで、住みやすさだけでなく、子供たちの未来のためにより良い地球環境を残す住宅を提案しています。
さまざまなテクノロジーを駆使して、健康で快適な暮らしを送ること。誰もが安心して暮らせる地球環境と、持続可能な社会を実現するために、人にも社会にも、地球にも優しい家を作ること。
それが、子供たちの未来のために今、私たちができることなのではないでしょうか。

 

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