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今注目のスマートハウスってどんな家?

2023年6月30日

「スマートハウス」という言葉について、「聞いたことはあるけど、どんな家なのかは知らない…」という方も少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、お得にエコな暮らしができる「スマートハウス」について、ご紹介します!

 

目次

1.スマートハウスとは?
(1)太陽光発電システム
(2)家庭用蓄電池システム
(3)HEMS
2.スマートハウスのメリットとデメリット
3.デメリットを解決する方法
4.ZEHとの違いは?
5.環境にも配慮しつつ、暮らしを便利にする「スマートハウス」

 

スマートハウスとは?

「スマートハウス」とは、「自家発電システムや蓄電池を設置して、エネルギー消費を最適化するシステムを導入した住宅」のこと。

一般的には、
「創エネ」太陽光発電などを利用して、家庭内で自らエネルギーを創る仕組み。
「蓄エネ」家庭内で創ったエネルギーを蓄える仕組み。
「省エネ」消費するエネルギーをできるだけ抑えるための取り組み。

以上の3点をコントロールすることで、消費の無駄をなくすものです。
そして、それらを支えるための代表的な設備も、3つあります。

(1)太陽光発電システム

屋根に設置したソーラーパネルに太陽の光が当たることで、光エネルギーを電気エネルギーに変換する発電方法です

(2)家庭用蓄電池

太陽光発電で創った電気や、購入した電気を蓄えておくバッテリーのこと。
台風や地震などの災害で停電が起こった際でも、蓄えておいた電力を使用できるすぐれものです。

(3)HEMS

正式名称は「Home Energy Management System(ホームエネルギーマネジメントシステム)」。
冷蔵庫や洗濯機などの家電や電気設備とつないで、エネルギーの使用状況を「見える化」したり、各機器を自動的にコントロールしてくれるシステムのことです。

!「IOT住宅」と「スマートハウス」の違い!
同じような意味合いで間違えやすいのが、「IOT住宅」。
上記の3つの設備を備えてエコな暮らしを目指した住宅のことを、「スマートハウス」
と呼ぶのに対して、生活の利便性を重視している住宅を「IOT住宅」と呼びます。

 

スマートハウスのメリットとデメリット

さて、ここまではいいこと尽くしに聞こえる「スマートハウス」ですが、懸念点もあります。
そこで代表的なメリットとデメリットを挙げてみました。

■メリット

●光熱費の節約
最近は「電気代の値上がりで家計に大打撃…」と感じる方も多いのではないでしょうか。
電気料金が高い日中に太陽光発電で電気を発電して使用・充電し、太陽光発電で補えない電気は、電気代の安い夜間に電気を購入して蓄電。
貯めた電気は、そのまま次の日の日中に利用します。

太陽光発電と蓄電、夜間電力をかしこく効率的に活用することで、節約につながります。

●防災対策
蓄電池には「全負荷型」と「特定負荷型」の2種類がありますが、災害時に頼もしいのは「全負荷型」。
瞬時に自動運転に切り替わり、普段と変わらずに家中全てのコンセントで電気を使えるので安心です。

「特定負荷型」の場合は、電気が使える部屋や家電製品が限定されますが、その分消費電力が減るため長時間利用できるという特徴もあります。

選ぶときは、自分の家庭に最適な型を選択しましょう。

 

■デメリット

●初期費用のコスト
スマートハウスの最大のデメリットといえば、「創エネ」「蓄エネ」「省エネ」の仕組みを整えるための初期費用の高さ。
太陽光発電パネルや蓄電池などの設備以外にも、断熱性能を高めるための建物の費用も考慮する必要があります。

●メンテナンス費用
設備にはどうしても定期的なメンテナンスや交換が必要になります。
特に太陽光発電パネルは雨風にさらされるため、保守点検は欠かせません。
それらの設備の交換時期や修繕費などのランニングコストも想定しなければならないのです。

 

★デメリットを解決する方法★

ただし、これらのデメリットには、いくつか解決につながるケースもあります!

例えば…
(1)補助金制度
国や自治体からの補助金制度を利用できる可能性もあります。
時期や条件によって実施の有無が異なるため、
ぜひトータテハウジングまでご相談ください。

(2)PPA
「Power Purchase Agreement(電力販売契約)」の略で、「初期費用0円」で太陽光発電を導入できるモデルのこと。
業者が自宅などの屋根に無償で太陽光発電システムを設置、発電した電気を自宅で使って
電力使用料を事業者に毎月支払う…という仕組みです。

(3)太陽光パネルの価格低下
太陽光パネルは大きさや効率などのスペックによって価格は異なりますが、年々と価格が低下傾向にあります。
そのため、初期費用を抑えて設置できる可能性があります。

 

ZEHとの違いは?

「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略語である「ZEH(ゼッチ)住宅」。

スマートハウスと同じように省エネ志向という共通点はありますが、ZEHはさらに「年間の消費エネルギーを自宅で全て賄い、収支をゼロにする」という点が特徴です。

スマートハウスはエネルギーをかしこく使う住宅ですが、ZEHはさらに省エネ基準を高く設定してエネルギーを全て自宅で創り出す住宅、という違いなのです。

 

環境にも配慮しつつ、暮らしを便利にする「スマートハウス」

いかがでしたか?電気を効率よく「つくる」「ためる」「つかう」ライフスタイルの実現を目指すスマートハウスはCO2削減につながるため、環境に配慮しながら快適な暮らしが叶うのが嬉しいですね。
とはいえ、住宅の性能や設備は一長一短。
自分たちの希望の生活を考
えながら、お悩みのことがあればぜひ一度ご相談ください!

 

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