無駄を省いたコンパクトな空間にこだわりを凝縮
結婚式が終わったらすぐにでも家を建てたいと考えていたというHさま。注文住宅の情報収集をしている時に、トータテハウジングのInstagramでのキャンペーンを知り応募。担当となった前田の話しやすさも決め手となり、家のプランと土地探しを並行して進めていました。その後、住んでいた賃貸住宅の近くで希望に合う宅地が見つかり、趣味を楽しむ防音室や自分の手塗りで仕上げるDIYなど、温めていたこだわりを実現されました。

DATA
構造 | 枠組壁工法 |
---|---|
間取り | 3LDK+FC+WIC+ホビールーム(防音室) |
敷地面積 | 156.42㎡ |
延床面積 | 101.84㎡ |

外観
「周囲の家と差別化したい」とグリーンを選び、
職人の手塗りで仕上げることを希望した外壁は、
日差しの陰影でランダムな刷毛目の味わいが際立ちます。
玄関前はグレーの塗りと木目のサイディングで変化をつけて。

エントランス
奥行きを活かして上がり框を長く取ったホール。
左手の壁にはグリーンのアクセントクロスを貼り、
奥は階段下を活かしたオープンな収納空間に。
土間はご主人がモールテックスを塗って仕上げました。

ダイニングキッチン
横並びのレイアウトを希望したダイニングキッチン。
キッチンの立ち上げ壁は下地のみ施工し、
ご主人が手塗りで仕上げた後にカウンターを設置。
カウンター横は日常使いに活躍するファミリークローゼット。

キッチン
扉パネルとセラミックワークトップのカラーが気に入った
LIXILリシェルのキッチンに黒いタッチレス水栓を設置。
食洗機はご主人のリクエストでMieleのフロントオープン。
奥にはロールスクリーンで目隠しできるパントリーを。

リビング
FIXと引違いの3枚の窓から光をたっぷり取り込むリビング。
バーチカルタイプのブラインドとハイドアで
縦長のラインを印象付け、天井のラインも揃えて、
すっきりと無駄なく洗練された空間に。

ハイドア
LDKの建具は天井までの高さのあるハイドアで統一。
黒い引き戸一枚で隔てた先に水廻り空間を集約させ、
距離感が近く暮らしやすい動線とシャープな印象を両立。
リビングドアは階段ホールの光を取り込むクリアガラスに。

洗面室
2人並べるサイズにこだわったオーダーの洗面台は、
座ってメイクができるオープンカウンターをサイドに設けて。
サイズオーダーした一枚貼りのミラーは、木枠でアレンジ。
右手の壁にはお洒落で便利なニッチカウンターを。

ランドリールーム
浴室横の空間を洗濯機スペースにして、
ハンガーパイプを長めに設置して空間を無駄なく活用。
洗濯物を畳んだりアイロンを掛けたりできる
家事カウンターを対面の壁に造作しました。

ホビールーム(防音室)
ご主人のこだわりを実現したホビールーム。
配線を考えたカウンターデスクとコンセントを備え、
壁と天井には吸音ボード、ドアは防音仕様にして、
気兼ねなくオンラインゲームなどに没頭できる部屋に。

主寝室
アクセントクロスの壁に設けた細いカウンターは、
スマホやベビーモニター置き場としても活躍。
隣接させたウォークインクローゼットには、
寝具や衣類をたっぷり収納できます。

「大き過ぎない家にしたい」ということが第一の希望でした。掃除やメンテナンスも負担になってくるので、必要な要素を無駄なくまとめた家にしたかったんです。担当の前田さんと設計の斎藤さんは、その思いを理解して検討を重ねてくれ、建坪の絞り込みと暮らしやすさを両立する納得のいくプランを完成させることができました。家を考え始めてから何社かに相談をしてみて、「防音仕様の部屋を作りたい」「DIYで仕上げたい」と伝えると難色を示す会社もあったのですが、前田さんはすぐに「いいですね!」と、むしろ前のめりで提案してくれました。理解があって、細かいところまで対応が行き届いていて、担当が前田さんだったからトータテハウジングにお願いしたいと思いました。DIY塗装は挑戦してみたら本当に大変で、外壁を塗ってくれた職人さんたちにも改めてリスペクトを感じました。
担当者のコメント

Hさまとは感性が合って、お話を聞き「自分だったらこうしたい」と考えて提案したことを喜んでいただけ、一緒に自分の家をつくるような楽しさがありました。建築の知識をお持ちのご主人はオーダーがしっかりしていて、こちらのご提案の理解も早くて、一つひとつを確実に形にしていくことができました。DIYを含めた家づくりの過程も、完成した家での暮らしやすさや趣味の時間も、人生の楽しみの一つとして前向きに取り組まれたHさま。廊下レスの無駄のないレイアウトや、シャープなセンスなど、特に若い世代の方に参考にしていただきたい事例になったと感じています。
