換気扇の選択方法。キッチンで使用する場合
料理中に換気扇は使用した方が良い
キッチンには換気扇はなくてはならない存在です。多くの方は料理中に換気扇を使っていると思いますが、ほんの少しだけ火を使う程度なら面倒で付けないこともあるでしょう。
換気扇の効果は、空気を循環させたり、悪い空気を追い出す役割を持っています。調理中は食べ物や油の臭いがこもってしまうなどトラブルが発生したり気分が悪くなってしまうことが考えられます。
綺麗な空気を維持するためにも換気扇はしっかり使用しましょう。
換気扇にはいろいろな種類があるのはご存じでしょうか。使い方によってさまざまな働きや長所と短所などが確認されていますのでこれからご説明させていただきます。
換気扇にはどんな種類がある?(キッチンの場合)
プロペラファンタイプとシロッコファンタイプ
換気扇部分の機能は2つのタイプがあります。
・直接廃棄式のプロペラファンタイプ
・ダクト排気式のシロッコファンタイプ
直接廃棄式のプロペラファンタイプはその名前の通り、5~6枚の羽で回っている扇風機のような形をしている換気扇です。シンプルなデザインですのでわりと馴染みのあるものになっています。騒音があり、換気量が多いのが特徴です。
ダクト排気式のシロッコファンタイプは円筒状に何十枚もついている羽が回ることで空気を排気します。騒音も少なくキッチンの場所を問わず設置が可能なのが特徴です。
換気量はプロペラファンタイプよりも少なめで設置費用も高めになっています。
3つの排気機能
排気機能には3つの種類があります。1つ目は一般排気型です。吸気は別の吸気口から行い換気扇で排気のみを行うタイプです。
2つ目は同時吸排気型です。レンジフード本体の給気口から吸気を確保することができます。排気は換気扇内のファンから行います。
3つ目は強制同時給排気型です。高層、高気密の住宅では、高い気密性や外風の強さがレンジフードの給気を妨げてしまいます。給気側にも専用のファンを設け、外気を強制的に室内に供給します。給気と排気の両方を強制的に行ってくれます。
レンジフードの形状の種類
レンジフードの覆い部分は3つの種類があります。ファンの部分にかぶせるもの、一体化しているもの、それぞれ紹介していきたいと思います。
・ブーツ型
本体の大きさが間口の広いブーツに似ている形状です。一般的に普及したタイプで「スタンダード型」と表記されることもあります。空気の吸い込み口が広いため、換気性能に安定感があります。
・スリム型
繋ぎ目のないシンプルな構造で掃除のしやすさが特徴です。スマートな印象でキッチンをスッキリさせてくれます。
・フラット型(浅型)
天井が低かったりと間取りに不安がある場合に活躍します。どのタイプよりも縦の形状が薄いコンパクトなレンジフードです。
見た目?機能性?どちらも重視したい
今回は換気扇の種類や特徴について紹介しました。毎日使うキッチンですのでデザイン、機能性などどちらも優先したいお施主様もいらっしゃることでしょう。
トータテハウジングでしたら「アトリエ建築家と建てる家」として機能面とデザイン面をお施主様と話し合い一緒に家づくりのお手伝いをさせていただきます。
こだわりのある素敵な家をお考えの方はぜひトータテハウジングまでご相談ください。