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ライフスタイルに合わせた ランドリールームの作り方

2024年5月7日

皆さんは洗濯物を屋外に干しますか? それとも室内?
ライフスタイルの変化や家電の進化、PM2.5や花粉症などの影響で、洗濯物の部屋干し派が増えています。ただ、準備なく部屋干しをしてしまうと、リビングなど、普段の生活の場まで洗濯物に浸食されることにもなりかねません。
そこで今回は、生活空間はキレイに保ちながら、家事ラクも実現できる「ランドリールーム」のアイデアをご紹介します。

 

目次

1.家族のスタイルに合わせたランドリールームを
2.おすすめの「ランドリールーム」スタイル
(1)脱衣室に物干し
(2)バルコニーの代わりにサンルーム
(3)洗濯から仕訳・収納まで一か所で
3.洗濯をラクにしてくれるおすすめ設備
(1)ガス乾燥機「乾太くん」
(2)浴室乾燥機付きのお風呂
(3)自動昇降機能付きの物干し
(4)床や壁の素材選び
4.家事をもっとラクにする動線計画を

 

家族のスタイルに合わせたランドリールームを

 

服を脱いで洗濯かごに入れ、それを洗濯機に入れる。洗濯が終わると干して乾かし、乾いたら畳んで家族ごとに分けて収納へ。洗濯にはこんなふうにいくつかのステップがあります。ランドリールームとは、この一連の流れをできるだけ一か所で済ませられるように考えられたスペースのことです。
ランドリールームに決まった形はありません。洗濯物の量や回数、洗濯するタイミングや、乾燥機使用の有無など、家族のスタイルによってまちまちです。

 

おすすめの「ランドリールーム」スタイル

 

(1)脱衣室に物干し

一番シンプルで取り入れやすいのが、洗濯機のある脱衣室の天井に、物干しポールを設置するスタイルです。洗濯後その場で干せるのも時短になりますね。
ポイントは洗濯物の量。家族全員分の洗濯物となると、一気に干すのは難しいかもしれません。乾燥機を併用するなど、工夫したいですね。
また、湿気がこもりやすいので、風通しの計画は重要です。コンセントを作っておけば、サーキュレーターや除湿器を設置して乾きやすくすることもできます。

 

(2)バルコニーの代わりにサンルーム

屋外のバルコニーに代わる物干しスペースとして、サンルームを設けるケースも増えています。室内なので花粉や天気の変化は気にする必要がなく、日の光で気持ちよく乾かすことができます。干すだけなら、ある程度スペースを限定できるのもメリットですね。
ただ、洗濯機のある場所から遠いと移動が手間になってしまうため、できれば洗濯機のある場所の近くに設置できればベストです。

 

(3)洗濯から仕訳・収納まで一か所で

もう少し広いスペースを割けるようなら、アイロンがけや仕分けができる作業台を設けることもできます。作業台の下を収納にすれば、タオルや下着、パジャマなど、浴室周りで利用するものはそのまましまえるので便利です。アイロンがけなど、作業に必要なスペースを考えて、作業台の大きさを検討しましょう。

 

洗濯をラクにしてくれるおすすめ設備

 

(1)ガス乾燥機「乾太くん」

乾燥機能付きの全自動洗濯機の普及も進んでいるようですが、最近では、ガスを使って短い時間でパワフルに乾燥してくれる「乾太くん」が注目されています。
設置するうえで気を付けたいのが高さ。通常の洗濯機の上だと高くなりすぎて洗濯物を取り出しにくく、床面設置だと腰に負担が、という意見もあるので、自分に合う高さで設置しましょう。

 

(2)浴室乾燥機付きのお風呂

脱衣室の天井だけだと物干しスペースが足らない、という人には、浴室乾燥機付きのシステムバスもオススメです。物干しスペースを一気に拡大できるので、乾燥機を使わない人でも、家族全員分の洗濯物を干せるかもしれませんね。

 

(3)自動昇降機能付きの物干し

天井に物干しスペースを設ける場合、高さには注意が必要です。邪魔にならないようにと高くすると、手が届かず作業しづらくなります。電動で上下できる物干しなら、自分の身長に合わせられるので干しやすく、干した後は天井近くに上げてくれるので生活の邪魔にもなりません。

 

(4)床や壁の素材選び

物干しスペースは風通しの工夫をしても湿気が多くなりがちです。きつく脱水できない素材など、水が垂れることなども考慮して、床材は耐水性のある商品がおすすめです。湿気を吸収する調湿素材などもあるので、予算に余裕があれば、機能性を重視した床材やクロスを検討してみてもいいでしょう。

 

家事をもっとラクにする動線計画を

 

洗濯は毎日の大切な家事のひとつ。料理をしながら、子どもの面倒を見ながら、スムーズに作業できる動線を検討したいものです。そのためにはキッチンやリビング、さらには収納スペースと合わせた動線計画は必要不可欠。例えば、物干しのある洗面所やランドリールームに、家族みんなの衣類をしまえるファミリークローゼットが併設されていたら、取り込んだ後の収納もラクラクです。
住まい全体の計画と併せて、「わが家にとって一番快適」な洗濯動線を考えたいですね。

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