カタログ請求 見学予約

コラム

コラム 一覧へ

“木”で集中力UP!?

2023年9月14日

“木”で集中力UP!?

香りや質感、時間とともに変化する色や風合いなどたくさんの魅力を感じられる素材である、“木”。
木の空間がもたらしてくれる効果について、これまでさまざまな研究や実験が行われてきました。
その結果で見えてきた、“木”のチカラについてご紹介します。

 

目次

1.木の空間で集中力UP
2.自然のリズムである、木目の「ゆらぎ」
3.木目調クロスや木材の部分的な使い方
【書斎】×寒色系
【寝室】×アースカラー
【リビング】×アイボリーや暖色系
4.癒しと安らぎを生み出す“木”を取り入れた住まいを。

 

木の空間で集中力UP

「木材を使った空間」と「そうではない空間」。その二つの室内空間で、子どもに与える影響を比較するという幾つかの実験によると、『木の空間ではリラックスしやすく、集中力向上を助ける』などの実験結果が出ているそう。脳波の測定によって、木の空間の方がリラックスしているときの「a派」、集中しているときの「β派」の数値がより大きくなることが確認されています。”木”を感じる空間なら、より勉強も遊びもはかどりそうですね。

 

自然のリズムである、木目の「ゆらぎ」

木材に心地よさを感じるのは、自然の「ゆらぎ」も関係していると考えられています。
木の年輪は適度な規則性の中に、四季の移ろいによる気候の変化などによって微妙なズレがあり、そこに「1/fゆらぎ」と呼ばれる不規則なリズムが存在しています。「1/fゆらぎ」は人が心地よく感じる「癒しの効果」があるとされるため、住空間に木目を生かした内装やクロス、家具を用いることで、心が安らぐ感覚につながるといわれています。

 

木目調クロスや木材の部分的な使い方

さまざまな効果を与えてくれる“木”を、どんな風に取り入れたらいいのか。
部屋全体に使うと費用が気になる場合は木目調クロスを使ったり、木製の内装材を部分づかいするのもおすすめです。「色が与える影響」も併せて、空間づくりを考えていきましょう。

【書斎】×寒色系

自宅で仕事や作業に取り組むスペースを一部屋設けるのもいいですが、リビングや寝室の一角を活用することも可能です。そうしたケースでは木製の格子を設けると、目隠しになりながらも圧迫感も少なく、緩やかに空間を仕切ることができます。また集中力をアップさせるためには、クロスなどに寒色系のブルーを取り入れると気持ちを落ち着かせる効果があるのでおすすめです。

【寝室】×アースカラー

心も体もリラックスしたい寝室では、アクセントとして壁に木目クロスを使ったり、ウッドパネルを貼るのはいかがでしょうか。
リラックス効果をもつと言われるグリーンやベージュ、ブラウンなどのアースカラーをメインのカラーにすると、落ち着きのある印象になりますよ。
天然木を使用した内装建材はそれだけで木のぬくもりや温かみがあり、木目の微妙な色の違いや、月日がたつごとに味わいを増す経年変化を楽しむこともできます。

【リビング】×アイボリーや暖色系

LDKを一続きにした広い空間では、例えばキッチンの天井部分を少し下げて木目の板材やクロスで仕上げるとゆるくゾーニングできて、空間にリズムが生まれますよ。またLDKの長手方向に下がり天井を設けて木目のクロスを貼ると、空間にメリハリと奥行きを感じさせる効果もあります。ホワイトやアイボリー、ベージュなどのカラーイメージでナチュラルテイストにすると木の素材感を活かしつつ、気持ちも軽やかに落ち着いて過ごせる空間になります。

 

癒しと安らぎを生み出す“木”を取り入れた住まいを。

さまざまな良い影響を与えてくれる“木”は、取り入れ方も多種多様。最近では優れた印刷技術によって本物の木材のようなリアル感を表現され、木目のデザインや色味のバリエーションも方豊富になっており、天井、壁や階段など、イメージする空間に合った方法で住まいを豊かに彩ることができます。トータテハウジングでは、豊富な経験から、理想の家づくりのサポートをさせていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください!

 

一覧に戻る